TUNO 製品開発の経緯

音響効果実験

トランペットは楽器の中でも、機能上自己の音を正確に確認できないもののひとつです。しかしながらアンサンブル等において非常に重要な楽器であり、正確な調和を奏者以外に任せる事が非常に多くみられます。金管はピッチが悪いとおもわれる事が多く、この原因を追求した結果、奏者自信が倍音成分による調和の確認をできないことにあると考えました。更には野外での演奏、エレクトリック楽器を含むバンドでのリハーサル等において、自身による発生音が聞こえにくい状況下では、聞こえない為にに強く吹きピッチやアンサンブルをないがしろにしてしまう状態に陥りがちです。上記二点を同時に解決できる方法を考えた結果、トランペット奏者と吹奏楽専門楽器店の協力を得て、発生音を最も効率よく耳に届ける為の形状と、演奏に支障がないウエイトバランス、そしてパフォーマンス素材の検討を行いトランペット専用モニタ「TUNO」という製品の開発に至りました。